【プロジェクトの概要】
クライアント:ハリークレープ
制作内容:ロゴデザイン
制作区分:ロゴ研究
制作年:2024
【 制作の背景とテーマ 】
ハリネズミが運ぶ、幸せと笑顔
ハリネズミをモチーフにしたクレープ店「ハリークレープ」。ブランドの顔には、子どもから大人まで親しみを感じられる、かわいらしいハリネズミをメインモチーフにしました。
「たくさんの人に笑顔になってほしい」という想いとともに、幸運の象徴とされるハリネズミが、訪れる人々に幸せと笑顔を運んでくれるように。そんな願いを、一つのロゴに込めています。
【 コンセプトとデザインアプローチ 】
ターゲットの心を掴む、直感的な認知性と世界観の構築
メインターゲットである子どもやファミリー層、スイーツ好きな女性の視点に立ち、「親しみやすさ」「可愛らしさ」「安心感」を瞬時に感じ取れる造形を追求しました。
全体にやわらかい円形フレーム(正円)を採用しているのは、視覚的なトゲや威圧感を徹底的に排除し、どんな媒体でも中心のキャラクターモチーフを美しく際立たせるためです。
要素をシンプルに削ぎ落とした普遍的な円形デザインだからこそ、店舗の看板やパッケージ、SNSアイコンなど、大小さまざまな媒体に展開しても世界観が損なわれず、ブランドの魅力がブレずにまっすぐ伝わる設計としています。
ハリネズミとクレープを一体化させた高い認知性
ハリネズミの背中の丸みとクレープの逆三角形が美しく重なり合うシルエットにすることで、キャラクターの愛らしさと「クレープ屋さんであること」が一目で伝わる高い認知性を確保しています。異なる二つのモチーフを自然に融合させることで、ブランドの象徴として記憶に残るアイコニックな造形にまとめました。
縮小時も視認性を保つ、緻密なディテール調整
ハリネズミの背中の針や耳の描写は、過度にリアルにせず、ミニマルで愛嬌のある線でデフォルメしています。これにより、スタンプやショップカードなどの小さなサイズに縮小して印刷・表示された場合でも、デザインのディテールがつぶれず、視認性とクオリティを保つことが可能です。
親しみやすい世界観を支える、色の役割とバランス
配色は、やわらかなベージュをベースに、文字とハリネズミの輪郭をブラウンでまとめています。同じ黄みを含む色を組み合わせることで、全体に温かみのある統一感を持たせました。
一方で、背景と輪郭には明るさの差をつけ、やさしい色合いの中でも、店名やキャラクターの形が埋もれないようにしています。黒よりも穏やかな印象のブラウンを使い、親しみやすさと見やすさのバランスを取りました。
クレープには黄色とピンクを添え、落ち着いたベースカラーの中で目を引くポイントに。色の鮮やかさに差をつけることで、ハリネズミが抱えるクレープに視線が向く構成です。